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運動負荷

腎臓と運動負荷~自覚症状(Borgスケール)で考える~

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自覚症状は腎疾患に取って非常に大事な評価項目の1つとなります。


腎疾患腎臓病の体力筋力は徐々に低下していきます。【慢性腎不全(CKD)とADLの関係性 ~下肢筋力低下がADLに関与~】はこちら!


サルコペニアフレイルとの関係も非常に深く高齢になればなるほど筋力低下が起こってしまう疾患です。【サルコペニアとフレイルの概要!】はこちら!


だからこそある程度の負荷量をかけなければリハビリの効果として良い効果が得られないのではないかなと感じます。

では一体どれぐらいの負荷量をかけたらいいのか?


それを考える際の皆さんはおそらく
心血管疾患リハビリテーションガイドラインの中止基準を用いて行うでしょう。【心血管リハビリテーションガイドライン2012】

 


ですが意外とその中止基準に当てはまらず自覚症状に頼っているところがあるのではないでしょうか?

 

ではその自覚症状はどれぐらいなら許せるのか?
今回はそういった話をしていこうと思います。

 

ボルグスケールとは

今の自覚症状を数字で表したものになります
1から20または修正ボルグスケールでは1から10の基準に合わせて患者に質問式で評価する指標になります。

 

ボルグスケールとAT

そのようにボルグスケールはATと深い関係があり
ややきついのあたりで無酸素性代謝閾値になると言われています。


このことからややきつい以上の負荷量では無酸素系代謝閾値を超えてしまうため、腎臓病患者では乳酸アシドーシスのリスクが高まってしまうと思われます。【CKDはLT(乳酸作業閾値)が上がりやすく、すぐ疲労しやすい体!】はこちら!

こちらのツイートを参照してください。

この文献の図から考えると、やはりBorgスケールの信頼性を感じますね。

ややきつい以上の負荷量では過負荷になってしまう可能性が考えられます。

またややきつい以上の負荷量を続けることで、乳酸アシドーシスの危険性が増す可能性がありますね。【慢性腎不全(CKD)と乳酸アシドーシス】はこちら!

 

 

ボルグスケールと過負荷

ATとの深い関係がわかりましたね。


ややきつい以上の負荷では腎臓病患者にとって過負荷になる可能性が高いと考えられます。


なのでややきついまでで運動は止めておきましょう。

過負荷が続くとどうなるか?

過度な運動を続けると腎臓病患者はどんなリスクがあると思われますか?

代表的な疾患としては心不全の増悪です。

 

腎臓は心不全と深い関係があり心腎連関と言うほど腎臓病患者は心疾患をもっている患者が多くいます。【CKD(腎臓病)が心疾患や脳血管疾患になりやすいのはなぜ? -心腎連関より-】はこちら!

 

 

心不全徴候

心不全が疑われる症状を心不全徴候といいます。


心不全徴候を評価することで心不全発症しているかどうかを評価することができます。


もちろん診断は医師にしかできませんが、医師に上申する際に使う評価項目としては申し分ない評価項目になります。
心不全徴候をある程度覚えておくと何かあったときに便利です。

●【右心不全で必要となる、フィジカルアセスメントとは?】はこちら!

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