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急性期で医師から安静度の『制限なし』と言われたときに注意するべきとは?

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リハビリオーダーが出た患者にリハビリ介入する際には、医師に安静度を確認するのが私の病院では必須になっています。

 

これは働く病院・施設にもよるでしょうが、私が働くところ含め近隣はみな安静度を確認してからリハ介入をおこなっています。

 

 

 

安静度とは

病態から医師が設定する動いていい範囲のこと。

例えば、病態が安定しない場合の『bed上』←これはベッドから動いてはいけないということ。

『制限なし』では言葉通り制限がなく、好きにやっていいということ。

 

 

 

病院にもよりますが、医師によって毎回確認はするけれど病態が不良でも『制限なし』の場合があります。これはリハビリセラピストへの信頼が熱いため、セラピストの判断でやっていいということになります。

 

 

しかし、これには問題もあって、、、

 

 

若手だと特にやりすぎてしまうことも多いのが現状です。

 

安静度の制限はなくてもバイタルが安定しない患者はすくなくありません。

 

例えば、腎臓病の増悪で入院された患者の場合、うっ血性心不全を合併している可能性が高くなります。そのため、リハビリ中の血圧が容易に変動します。

初回介入に医師へ安静度を確認しますが制限なしで返答されたときみなさんならどこまでリハビリを実施しますか?

 

 

制限なしだからと言っていきなり歩行や立位を行いますか?

 

 

何を気をつけますか?

 

当然バイタルが安定していれば、立位・歩行を実施しますよね?

ですが、分かっていても制限なしだからといって、ついやりすぎてしまうことがありますので、注意が必要です。

 

 

 

注意しなければならないバイタル変動とは?

 

では何に注意をしてリハビリを介入するべきなのか?それが頭に入っていれば問題ないですね。

 

 

 

★診てほしい点★

①アンダーソン・土肥の基準

②カルボーネン法

③Borgスケール

 

 

 

 

①アンダーソン・土肥の基準

学生時代に散々やったけれどなかなか思い出せない人が多いのが現状です。

アンダーソン・土肥の基準 ※抜粋

 

リハビリを実施するにあたってこの項目は必ず頭に入れておく必要があります。

 

Ⅰ運動を行わない方がいい場合

Ⅱ途中で運動を中止する場合

Ⅲ運動を一時中止し、回復を待って再開する場合

 

と大まかに3項目に分かれています。

 

ここまで詳細に基準があれば、運動を実施してはいけないのか?

休憩すれば行っていいのか?

明確になりますので頭に叩き込みましょう!!!!

 

 

 

②カルボーネン法

これも運動負荷をかける際には超有名な計算式です。

 

【(220-年齢)-安静時心拍数】×運動強度(%)+安静時心拍数

 

で求めることができます。

 

運動を行っていい心拍数を評価する方法ですが、これもある程度計算式を頭に入れておくべきですね。

健康長寿ネット 参照

 

上記のツイートのように、最近では心結果疾患用の計算式も文献で取り上げられていました。

 

 

 

③Borgスケール

 

運動負荷を与える際に、自覚症状は非常に大切な指標になります。 ツイートにもあるように無酸素系の代謝閾値になる際にはBorgスケールでいうとだいたい『ややきつい』あたりになります。

 

ATの値を正確に見るためには高額な医療機器が必要になるので、簡単に測定ができません。そのため、重要なのがBorgスケールになります。

運動する際また、負荷量を変更する際にはBorgスケールで自覚症状を確認し過負荷になっていないか?

確認していきましょう!

 

 

 

上記の3項目は必ず覚えましょう!

そして医師から安静度の制限がないからと言ってなんでもやっていいわけではません。

みずからリスク管理を行い、患者をみなかければなりません。

高度なリスク管理が腎臓病患者では求められますよ!!!

現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

腎臓病患者は・・・・

●身体機能・ADL低下
「早期老化モデル」ともいわれ、腎臓病がある患者の身体機能は健常者に比べ”半分”になります。それに伴い、活動量が減り、ADLの低下が起こります。腎臓病だけで日常の生活が普通に遅れなくなり、QOL(生活の質)が減少してしまう恐ろしい病気です。

●若手セラピストの増加
年間PT.OT.ST合わせて約2万人のセラピストが誕生しています。腎臓病がセラピストを必要としている中、腎臓病に関する知識をつける場が少ないのが現状です。そんな若手セラピストのためのコンテンツ配信を目的にしています。

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