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寝たきり高齢者に対する不顕性誤嚥の対策は?

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不顕性誤嚥ってご存知ですが?

食べないで口を使わないと、唾液の分泌が減り、また鼻腔・咽頭からの分泌物も嚥下されにくいため、口腔や咽頭は食べているとき以上に汚染し細菌が繁殖しやすくなります。夜間そのような分泌物を誤嚥したり、胃からの栄養物が逆流して誤嚥したりすると、肺炎を起こしやすくなります。高齢者では気道の喀出(かくしゅつ)機能や嚥下反射が弱く、誤嚥したものを排出しにくくなり、また全身の体力や抵抗力も弱っているので肺炎を起こしやすくなります。

通常では誤嚥するとむせますが、むせなかったり、睡眠中に無自覚に唾液や鼻腔粘液が呼吸にともなって、少しずつ気道に入っていく現象がおこります。このように本人の無意識のうちに唾液などが気管に入ってしまうことを、不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)といいます。

エルミッド株式会社参照

 

今回は不顕性誤嚥におけるリスクと、その対策には「離床」が大切!というお話をします。

 

不顕性誤嚥になりやすい姿勢

以下のような姿勢では誤嚥を繰り返しやすいと言われています。

なぜなのか?

 

それは気道が開いてしまうから!!

 

bed上での臥床期間が増加した寝たきり高齢者では、起立筋含む伸展筋の過緊張が起こり頚部は伸展しやすい姿勢になりやすいと言われています。

また、寝たきり高齢者では、楽に呼吸するためには頚部が伸展していきます。

 

しかしこの姿勢は「誤嚥」しやすい姿勢になります。

 

 

なぜ離床が大切なのか?

頚部が伸展しやすい姿勢では、気管へ唾液が垂れ流し状態です。これを防ぐためには、頭部と気道位置を変えなければなりません。そのために、離床が必要になります。

 

また、離床をすると肺は拡張しやすくなります。呼吸が苦しくなる誤嚥性肺炎では酸素化が向上する姿勢をとることも必要です。肺野に対して酸素流量が増加すれば、痰の排出も行いやすくなります。

離床は誤嚥予防だけでなく、酸素化向上にも効果があるのです。

【長期臥床はなんで悪いのか? ~内部障害の影響から~】はこちら!

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経管栄養でも誤嚥する

誤嚥性肺炎の要因の中に、消化器症状が含まれています。人は胃に物が入ると唾液が分泌されます。

 

またに、元々経過栄養や胃ろうの方が誤嚥性肺炎で入院してくることあるんです。

・・疑問に思いませんか?だって口から食べてないのにって!!

 

そこで先ほどの消化器症状を応用するとわかると思うのですが、人は胃に物が入ると唾液が分泌されます。経管栄養や胃ろうで胃に栄養が入ると口から食事をとっていなくても唾液が分泌され、誤嚥してしまうんです。

 

なので、経管栄養や胃ろう造設している患者では、同じように離床は必須になります。特に、経管栄養中は特に唾液が出ることになりますので離床しましょう。

 

現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

腎臓病患者は・・・・

●身体機能・ADL低下
「早期老化モデル」ともいわれ、腎臓病がある患者の身体機能は健常者に比べ”半分”になります。それに伴い、活動量が減り、ADLの低下が起こります。腎臓病だけで日常の生活が普通に遅れなくなり、QOL(生活の質)が減少してしまう恐ろしい病気です。

●若手セラピストの増加
年間PT.OT.ST合わせて約2万人のセラピストが誕生しています。腎臓病がセラピストを必要としている中、腎臓病に関する知識をつける場が少ないのが現状です。そんな若手セラピストのためのコンテンツ配信を目的にしています。

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