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外科的侵襲後のリハビリでは可及的早期の経口摂取を促す必要がある!

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タイトルの通り!外科的侵襲後のリハビリでは可及的早期の経口摂取を促す必要がある!そのためには早期離床・運動療法による腸管蠕動運動を誘発させる。

 

外科的侵襲と言っても消化器外科や整形外科、形成外科、脳外科、心臓血管外科など様々!

腎臓病患者では腎臓そのものにメスが入ることはあまりないです。シャントopeはありますね。あと腎移植はありますね。

 

腎臓病患者は近年増加傾向であり、様々な合併症を有する可能性を秘めています。骨折しやすかったり、脳血管疾患になりやすかったり、心疾患になりやすかったり、長い透析によるストレスで十二指腸潰瘍になったりとこちらも様々!

 

腎臓自体に侵襲は起こりにくいですが、合併症による侵襲の可能性があるため、今回は「外科的侵襲」について取り上げました。

 

外科的侵襲後は早期にリハビリを介入したい

外科的侵襲をした患者はできるだけ早く、元気に退院ができるようにとリハビリを頑張ってくださる方が多いような気がします。なのでまずリハビリでやることとしては「早期離床」になります!

 

早期離床やリハビリをスムーズに進めていくために重要なポイントとしては

★同化期(筋力回復期)へのスムーズな移行です。

そのためにはMooreの分類における傷害期での異化反応を最小限に抑えること!

 

 

異化反応を最小限に抑えるためには
① 炎症反応を最小限にすること(術式・手術時間・出血量減少)
② 可及的早期の経口摂取あるいは経腸栄養開始

 

 

これができれば同化期(筋力回復)へのスムーズな移行が可能になります。

また、周術期の異化亢進や臥床時間の延長による筋力低下を改善させ、身体機能を回復させることが重要で、そのための早期離床野運動療法が必要不可欠です。

 

早期離床が経口摂取とどう関係するのか?

上記の理由より早期離床や運動療法が必要であることは何となくわかりましたが、早期離床・運動療法が経口摂取とどういった関係があるのか?

 

ズバリ!
「腸管蠕動運動の促進」です。

 

運動は交感神経を優位に働かせ、腸管蠕動運動を促進させます。
早期離床においても腸管蠕動運動の回復促進効果があり、経口摂取を早めるのに効果があると言われています。

また、その他にも呼吸器合併症の予防や不穏・せん妄の予防効果も期待できます。

 

注意点

外科的侵襲を行った患者はしばしば夜間行動の異常やうつ病・せん妄といった症状が出現しやすくなります。特に高齢者になると好発する可能性が高くなります。

 

そういったときは、症状緩和のための投薬によって腸運動が抑制され、消化器機能の回復が遅延し、経口摂取・術後の栄養状態に影響が出てきます。
さらに、リハビリの進行が遅れると精神・身体機能の回復も遅延し、入院期間が延長する場合も見らえます。

 

精神的な症状緩和のために、投薬ではなくリハビリ介入において回復できるとより早期から運動が可能になると考えます。

 

まとめ

外科的侵襲をした患者は、異化期から同化期へのスムーズな移行が早期退院に鍵になってきます。その鍵は「早期の経口摂取開始」です。

経口摂取を早めるために、腸管蠕動運動を促進させる早期離床・運動療法介入が必要です。
しかし、外科的侵襲をした患者は精神疾患を併発しやすいため投薬ではなくリハビリで改善させることがよりいい結果につながるでしょう。

現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

腎臓病患者は・・・・

●身体機能・ADL低下
「早期老化モデル」ともいわれ、腎臓病がある患者の身体機能は健常者に比べ”半分”になります。それに伴い、活動量が減り、ADLの低下が起こります。腎臓病だけで日常の生活が普通に遅れなくなり、QOL(生活の質)が減少してしまう恐ろしい病気です。

●若手セラピストの増加
年間PT.OT.ST合わせて約2万人のセラピストが誕生しています。腎臓病がセラピストを必要としている中、腎臓病に関する知識をつける場が少ないのが現状です。そんな若手セラピストのためのコンテンツ配信を目的にしています。

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