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OT 腎臓

腎臓病患者に対する作業療法士(OT)介入の必要性!!

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結果の先取り

 

精神病やADL低下を引き起こしやすい腎臓病患者へのOT介入は必要です。

 

腎臓病や透析を導入している患者の身体活動量は著しく低下していきます。また、活動量低下に伴いADLも低下し患者のQOLまでもが悪くなっていきます。【慢性腎不全(CKD)とADLの関係性 ~下肢筋力低下がADLに関与~】はこちら!

【慢性腎不全(CKD)の身体機能とリハビリするときの特徴】はこちら!

 

腎臓病には運動が禁忌だと言われていた時代が終わり、近年では、腎臓病患者への運動が推奨され始めてきています。

 

ですが、様々な問題から腎臓病患者の在院日数は増加し、早期退院ができなくなる患者も多く、最悪の場合自宅に帰ることができず、施設や療養病院への転院などを余儀なくされる場合もあります。

 

 

 

上記ツイートのように、リハビリの仕事は在位日数を減らすことにあります。

入院期間内で身体活動量が低下したことで、ADLまで低下してしまえば、さらに在院日数増加の可能性があります。

 

そうなったときに、リハビリ回数や時間の増加が必要になってくると考えます。

 

 

腎臓病とADL

先ほども簡単に述べたように、腎臓病とADL深く関係がありきっても切れない関係にあると言えます。

腎臓病は「早期老化モデル」と言われ、他の疾患に比べ身体機能の低下が著しいと言われています。

 

腎臓病のADLは健常人の約50%

 

ADLが50%低下すると言われてもなんだかイメージしにくいと思いますが、腎疾患になるとADLも低下していきます。

その背景には、身体機能の低下も一緒に起こってるため、そのようにADL低下に至ります。

 

腎臓病と身体機能

慢性腎不全(CKD)の身体機能とリハビリするときの特徴

 

  1. 最高酸素摂取量  ⇨  健常人の50~60%(15ml/Kg/min)
  2. O2輸送効率(ミトコンドリアまでO2を輸送する効率)  ⇨   健常人の48%
  3. 下肢筋力  ⇨  健常人の40%
  4. ADL    ⇨   健常人の50%

 

これが腎疾患の副産物です。。。。。

 

これだけ身体機能が低下してしまえば、ADLを比例して低下していくでしょう。

 

さらに腎臓病は「精神病」も併発しやすいとも言われています。

 

例えば、透析導入になった患者では週に3回、3-4時間とい時間を拘束されます。週にすると12時間、月48時間もの時間です。

自分の好きなことができなかったり、身体機能の低下で活動量が低下し家から出れなくなってしまったりするためです。

 

抑うつ傾向になったらより活動量も低下してしまいますよね。

 

 

腎臓病とOT

OTの専門性は

作業療法士協会より

協会のHPを参考にさせていただきました。

 

作業という意識はないかもしれませんが

・セルフケア

・家事

・仕事

・余暇

 

こういったものはすべて作業に含まれます。

また、精神疾患に対するメンタルケアも得意としているのがOTです。

 

 

PTは身体機能を向上させるうえで能力を発揮できる技術・知識を持ち合わせています。しかし、人は身体機能が向上しただけではADLに汎化されにくいと言われています。

 

 

腎臓病は前述した通り、ADL・セルフケアが低下する代表的な疾患です。これらに要因からPTだけでなくOTの介入が非常に重要であることが分かります!

 

まとめ

現状では、当院においても腎臓病に対してOTの介入が満足にできているかというと・・微妙です。

腎臓病全ても人にOT介入を・・

というわけではありませんが、トリアージが大事です。

 

必要性の高い患者にはOTの介入を積極的にしていけるような判断が他のセラピストにも必要であるため、今回この記事を書きました。

 

患者の在院日数を減少させることがすべてだとは思いませんが、退院先をしっかり見据えるためにはセラピスト個々の力が重要です!

 

 

現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

腎臓病患者は・・・・

●身体機能・ADL低下
「早期老化モデル」ともいわれ、腎臓病がある患者の身体機能は健常者に比べ”半分”になります。それに伴い、活動量が減り、ADLの低下が起こります。腎臓病だけで日常の生活が普通に遅れなくなり、QOL(生活の質)が減少してしまう恐ろしい病気です。

●若手セラピストの増加
年間PT.OT.ST合わせて約2万人のセラピストが誕生しています。腎臓病がセラピストを必要としている中、腎臓病に関する知識をつける場が少ないのが現状です。そんな若手セラピストのためのコンテンツ配信を目的にしています。

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