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新患の初回介入でどこまでやるべきか? -私なりの考え-

更新日:

内部障害において新患(新規オーダー依頼された患者)の初回介入でどこまでリハビリを行うべきか?

 

最近気になったことがあって、、、

 

初回なんでベッド上にしました!

 

って聞くことがたまにあるんです。

 

分からなくもない。

全否定はできない。だって私もそうだった気がする。

初回介入は不安ですよね。

 

特に救急で入院してきてるのに、いきなり動かすって不安だし、なにか起こりそう!そんな予感がしてなりません。

 

 

でも今、これだけ患者を診てきて思ったのは

「初回介入にどこまでできるか?」

すごく大切で重要なことだと気づきました。

 

 

 

結果に先取り

初回介入はバイタルサインの変動がなければいけるとこまでやってよし!!

 

 

もちろんいろんな意見があると思いますが、私の考えを紹介したいと思います。

 

初回介入の重要性

情報収集

私は救急車で入院してきた、高齢患者を診ることが仕事柄多いです。特に内部障害においては、ICU、HCUなど高度救急治療を要す患者に関してもリハビリを実施することがあります。

 

新患の情報収集はとにかく重要です。

まず、現病歴。

どういった経緯でどんな疾患名で入院してきたのか?

これを把握しなければ、リスク管理を行うことはできません。

さらにその病態が今どんな時期なのか?

例えば、腎機能低下によるうっ血性心不全であれば、人工呼吸器が必要なレベルなのか?

それとも内服治療だけで大丈夫なのか?

これでも初回介入のリスク管理に違いは現れます。

 

初回介入で行ける友までいってよし!

と言いましたが、リスク管理をしたうえでの話です。

 

例えばうっ血性心不全で心拍数が130回/分を超えているような患者にいきなり歩行をやらせろというわけではありません。

そういったリスクがないかどうかをこの情報収集ではしてほしいのです。

 

病前ADL

病前のADLが初回介入に必要な理由は

 

①機能予後に影響する

②目標設定ができる(初回の)

 

この2点だと思います。

 

イメージすれば何となくわかるかと思いますが

bed臥床の期間が長い患者では、筋力低下など副産物が多いです。

 

特に高齢者では、臥床期間が長ければ長いほど筋力は低下していき、その期間によっては筋力が入院期間中に戻らずADLが低下し、自宅に帰れないパターンも見られます。

 

ここでいう目標設定は、初回介入時の目標に限ります。

 

病前にADLを収集しておくことで、この患者がどこまでのADLが求められるのか?

大まかに把握することができます。

例えば、もともとベッド上で、たまに車椅子に乗っているレベルの患者と

病前自立で仕事もしていた方とでは目標が違いますよね。

 

病前のADLが把握できていればある程度初回介入で

「今日はここまでできそうだな」

とあたりをつけてから実施することができます。

 

 

これが私のいう初回介入の目標設定です。

なぜ初回介入の目標設定が必要なのか?

 

 

 

 

そして介入

以前私はこんなツイートをしました。

 

 

最近では、安静にしていることのメリットはあまりないと言われます。

もちろん前述した通り、心不全でバイタルサインがめちゃめちゃな患者ではわけが違いますが・・・・

 

このツイートのように、絶対安静にしていると1日2%の筋力を失い、2歳ふけると言われ、サルコペニア・フレイルのリスクファクターになります。

【サルコペニアとフレイルの概要!】はこちら!

【フレイルにおける高齢者の転倒リスクとその原因】はこちら!

そのため、できるだけ早く安静から解き放つ必要があります。

 

例えば、病前ADL自立のかたで歩行が求められる患者に対し、立位練習にて心拍数が増加、血圧の低下が起こって中止基準に引っかかってしまったとき

これはその時点でやめましょう。

 

引っかからないのであれば、いけるとこまでやってみる必要があります。

 

バイタルサインが安定しているのに

「初回なんでベッド上にしました」

 

これはリハビリセラピストとして、なくしたい言動です。

 

 

まとめ

・現在の体の状態を情報収集する

・絶対安静にしていることで2歳ふけるということを頭に入れる

・バイタル変動が起こらないとところまでリハビリする

 

初回介入で病前くらいまで動ける身体機能が維持できていれば機能予後もいいです。

そういった判断もできますので、できるだけ安静期間をなくしてあげましょう。

 

現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

腎臓病患者は・・・・

●身体機能・ADL低下
「早期老化モデル」ともいわれ、腎臓病がある患者の身体機能は健常者に比べ”半分”になります。それに伴い、活動量が減り、ADLの低下が起こります。腎臓病だけで日常の生活が普通に遅れなくなり、QOL(生活の質)が減少してしまう恐ろしい病気です。

●若手セラピストの増加
年間PT.OT.ST合わせて約2万人のセラピストが誕生しています。腎臓病がセラピストを必要としている中、腎臓病に関する知識をつける場が少ないのが現状です。そんな若手セラピストのためのコンテンツ配信を目的にしています。

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