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知識 腎臓

活性化ビタミンDの低下は、筋タンパク合成を促進させるが、CKDではビタミンDは低下していく。

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腎臓病(CKD)患者はビタミンDが低下していき、体に様々な悪影響があることを皆さんご存知でしょか?

結果の先どり

活性化ビタミンDの低下は、筋タンパク合成を促進させるが、CKDではビタミンDは低下していく。

活性化ビタミンDの作用

・小腸からCa、Pの吸収を促進する

・骨吸収、骨形成とともに促進し骨代謝を高める

・遠位尿細管で副甲状腺ホルモンのCa、P再吸収作用を高める

・副甲状腺ホルモンの分泌を抑制する

・筋タンパク合成の促進

 

活性化ビタミンDの作用は様々ですが、筋に対する作用としては、「筋タンパク合成の促進」があります。

筋タンパク合成作用を持つものは体のなかでたくさんありますが、CKDではその一つである、ビタミンDによる合成作用を失われます。

よって健常人に比べ、筋の合成作用が低下していき、結果筋力がつきにくい、そして低下しやすい体になってしまうのです。

 

ビタミンDと転倒

ビタミンDと転倒率を調べた研究では、ビタミンDが不足している症例において転倒率が低下する結果で出ている。

細井孝之 国立長寿医療センター) ビタミンDの新しい役割

 

まとめ

ビタミンDの低下によって、筋力低下が起こり、さらに転倒率も増加することが分かりました。CKDでは、ビタミンDが低下するため転倒率が増加していくことも分かります。

病棟でのADLの上げ方には注意が必要です。しっかりバランス検査を実施したうえでないといけないでしょう。自宅での生活においても、転倒しないような工夫をしていく必要があります。

 

 

 

 

 

現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

腎臓病患者は・・・・

●身体機能・ADL低下
「早期老化モデル」ともいわれ、腎臓病がある患者の身体機能は健常者に比べ”半分”になります。それに伴い、活動量が減り、ADLの低下が起こります。腎臓病だけで日常の生活が普通に遅れなくなり、QOL(生活の質)が減少してしまう恐ろしい病気です。

●若手セラピストの増加
年間PT.OT.ST合わせて約2万人のセラピストが誕生しています。腎臓病がセラピストを必要としている中、腎臓病に関する知識をつける場が少ないのが現状です。そんな若手セラピストのためのコンテンツ配信を目的にしています。

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