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心不全徴候 心臓 知識

心不全を疑う「浮腫」とはどんなものか?なぜ起こるのか?理由も含めて解説!

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心不全徴候はリハビリテーションをしていくうえで、知っておくべき知識の一つです。内部障害のみならず、「既往歴」に心不全や心疾患を持っている患者は多いですよね。

心疾患でなくても、心疾患になりえるリスクファクターが体に隠れていることは珍しいことではありません。
そこで、今回は「心不全徴候」の一つでもある「浮腫」について調べました。

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図や絵で見られるのはわかりやすく愛用しています。このシリーズは擦り切れるほど見てますね。(笑)

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離床研究会が出している本ですね。これも絵や図がたくさんあって非常にわかりやすいですので、1冊持っておいてもいい本です。

浮腫とは

女性ではよく「今日むくんでる」「この時間になるとむくんできた」など、この「むくみ」は「浮腫」の一つです。もちろんこれは「心不全徴候ではない」ことがほとんどですのでご安心ください。

女性のむくみの原因はたくさんありますが、主に「女性ホルモン」の場合が多いそうです。
女性は生理によるホルモンバランスの変動により、自律神経の働きが不安定になります。そのためからだの各コントロール機能も不安定になりやいと言われています。女性がむくみやすい一因です。

また、男性に比べ筋肉量が少ないため、脚の循環が悪くなりやすいことも原因の一つとして考えられます。

今回は患者に起こる「心不全徴候」としての「浮腫」になります。心不全における浮腫の場合多くが「右心不全」の可能性を考えてください。

定義:細胞外液のうち組織間液が移乗に増加した状態。
と定義づけられています。

全身浮腫の場合では、「体重増加」が先行して出現します。
患者を診ていて「最近、体重が増加してきたな」と思ったら、「浮腫」はほとんど出現していることが多いと思います。
もしそのような患者がいた場合は、「心不全徴候」の可能性もあるので注意して診ましょう。

浮腫の種類

「浮腫」にはたくさんの原因があることが分かりますね。
今回は「全身性浮腫」の「心性」に注目です。
うっ血性心不全が原因による「浮腫」が考えられます。そのため、「浮腫」が出現した際は、うっ血性心不全を疑う所見です。

また、「腎性」にも注目です。
心不全だから関係ない・・・・・と思われますが、「心腎連関」という言葉は聞いたことあるでしょうか?
腎機能低下には、「うっ血性心不全」のリスクが上がります。

簡単に説明しますと、、、腎機能低下は尿量低下を起こしやすい疾患です。そうなると尿となる水分は体内(細胞内外)にとどまります。留まるということは血管内の水分が多くなれば前負荷が高くなり、心臓に負担が増えます。これによって「うっ血性心不全」のリスクが上がるというわけです。

なので、「腎性の浮腫」の場合でも「うっ血性心不全」のリスクが高まっていることを覚えておきましょう。

浮腫が起こるメカニズム

どうして「浮腫」が起こるのか気になりますよね。
今回はうっ血性心不全の場合で考えてみます。先ほど冒頭でもふれたように「右心不全」による「浮腫」の場合が多いです。

右心不全はこうです。。。

文章で説明するより、図を見たほうが早いと思ったので楽しました。すみません。。。

体静脈のうっ血を起こします。ここまではわかると思うのですが、でもこれが直接「浮腫」につながるイメージがつかないですよね。

静脈圧が増加すると毛細血管内圧が上昇することにより、間質に水分が染み出し浮腫が生じます。これを「静水圧の上昇」と言います。
そのため右心不全では、この悪循環を繰り返すことで「浮腫」が生じてしまうのです。

汚い絵ですみません。。

心不全における浮腫について

心性の「浮腫」の特徴ですが、下肢に著明となる傾向があります。そのときの左右差はないことが多いです。

また、姿勢にも影響されやすいです。
例えば、病棟にて座位を多くとっている患者では下肢に「浮腫」が現れ
臥床が多い患者では背中に「浮腫」が出現しやすい傾向にあります。

Pitting edemaとnon-Pitting edema

浮腫の状態にも種類があります。

Pitting edemaでは、部位を押した際に圧迫痕が生じますが、non-Pitting edemaでは生じません。
心不全の場合、前者であるPitting edemaが生じます。またnon-Pitting edemaの代表的な疾患として「甲状腺機能異常」がありますので、「浮腫」を見つけたら押してみるのもいいかもしれませんね。

心不全徴候リンク

今回は「心不全徴候」のうちの「浮腫」を中心にお送りしました。

いかがだったでしょうか?

心不全徴候にはまだたくさん種類があります。理学療法士はもちろん「診察」「診断」はできません。あやしいなと思ったらまず医師への確認が必要だと思いますので、聞いてみるのが一番ですね。

「浮腫」だけではたくさん種類があって、心不全とか限りません。他のアセスメントもできるようになっておくとより良いでしょう。

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