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知識 腎臓 透析

慢性腎不全(CKD)とADLの関係性 ~下肢筋力低下がADLに関与~

投稿日:

こんにちは。yo-chanです。

慢性腎不全(CKD)患者のADLは徐々に低下していきます。

 

 

 

また、腎機能も徐々に低下していきます。

腎臓リハビリテーションで有名な東北大学の上月先生は
「早期老化モデル」と提唱しています。

 

CKDを発症しているだけで、身体機能の低下が生じ、早期に老化していくためです。
そのため、CKD患者におけるリハビリテーションの必要性が重要となってきています。

 

 

そこで今回は、CKDとADLの関係性を調べましたので報告します。

 

 

 

 

 

 

ADLの特性

2006年に全国腎臓病協議会が実施した、外来通院患者1万例を対象にした疫学調査では、約9割の患者が通院が自立していたと報告されています。
しかし、外来通院が可能であっても運動機能や歩行機能(速度)は同年代の健常者の7割以下に低下している現状です。

このことから、通院透析患者のADLは自立しているものの困難さを感じているという可能性が浮かび上がってきています。

 

 

そのため、紹介する文献の筆者は、透析患者のADLを把握するために疾患特異的な評価表を開発することを目的に
ADLの評価尺度として、自覚的困難さを5段階評価と取り入れた。

 

*5段階評価

1:できない
2:とても困難
3:やや困難
4:やや楽だ
5:楽だ

 

 

 

 

上記図は血液透析患者に特異的な移動項目12項目を抽出し、その項目で評価した結果です。

 

左図に示してあるFIMの結果を比べると違いが明確です。
つまり、FIMではほぼ全員が満点付近に集中している状態ですが
自覚困難さを取り入れた疾患特異的評価をすると、低点数から高点数まで分散しています。

 

ということは、FIMの点数が良くても自覚的に困難と思っている患者が多いということになります。

 

 

 

 

 

 

そして、この自覚困難さによる移動能力評価点数は下肢筋力と直線的な関係を示しています。(上記図)

つまり、透析患者のADLを評価する際、ADLの困難さを量的にとらえる必要があることが言えます。

 

 

 

透析患者への理学療法士としてのかかわり

 

 

 

 

 

透析患者の運動機能低下、ADL制限、身体活動量低下のメカニズムとその流れを上記図に示しています

歩行動作の身体活動を1日平均50分以上実施しているか否か運動療法の処方の内容を分ける必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

一日平均50分以上歩行を実施している場合、ADLがある程度維持できると言われます。
そのため、個別介入でなく運動指導が重要です。

 

一日平均50分以下歩行の場合は、ADLが低下しやすいといわれ透析中のリハビリ介入などの運動療法が必要です。

 

 

 

 


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現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

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