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バイタル 心臓 知識

臨床中に起こる心拍数の変化が示す病態とは?

更新日:

こんにちは。yo-chanです。

臨床中の現場で、いつもより心拍数が高かったリ、低かったりしますよね

まだ今日のカルテには反映されていないタイムリーの変化な時もあります。

その時、看護師や医師に相談するのはもちろんですが
意外と本人は大丈夫だったり

 

 

 

 

 

また認知症やそもそもコミュニケーションが取れない方の時には
まずい変化なのかどうなのか
そもそもわからないときがありますよね。

そんな時に役立つように
心拍数の変化から考えられる病態について共有します。

 

 

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心拍

心拍・脈拍をチェックする際の最初のstepは洞性頻脈か否かです。
洞性頻脈であれば、それはカテコラミンリリースや以下の原則に当てはまるか考える必要があります。

カテコラミンリリースついて

 

 

洞性頻脈の考え方(心拍数≧100回/分)

カテコラミンリリースの代表的な病態かどうか

カテコラミンリリースを伺った場合、心拍数のうえで2つのタイプがあります。
α2受容体ダウンレギュレーションタイプとそれ以外のタイプです

 

*α2受容体ダウンレギュレーションタイプとは
α2受容体:ノルアドレナリンを放出する細胞の細胞膜に存在しており、α2受容体が刺激されることノルアドレナリンの放出(遊離)を調整している。

ダウンレギュレーション:継続的または過度な刺激により、神経伝達物質やホルモンなどへの応答能が低下すること。それらの物質や信号の受容体の減少や、感受性の低下によって生じる。

直訳すると
何らかの原因でノルアドレナリンが放出されなくなることを言います。
α2受容体のレセプターは自律神経にあります。

というとはカテコラミンリリースにて自律神経が刺激されると
α2受容体が刺激され心拍数が増加する可能性がある。

 

 

心拍数と他のサインとの相関関係

*心拍数の公式

体温と心拍数の相関~体温が0.55℃上がると心拍数は分時10上がる
①体温‐36.5=⊿体温(℃)
②心拍数‐正常心拍数上限(60‐80回/分)=⊿心拍数
③⊿心拍数(⊿体温(℃)/0.55)×10回/分
④60+⊿心拍数<実測心拍数<85+⊿心拍数であればFPA(発熱と心拍数の相関が適切)
実測心拍数<60+⊿心拍数、または>85+⊿心拍数であればFPD(発熱と心拍数の相関が不適切)

発熱を伴う場合、上記の公式が当てはまらなければただの発熱ではない。
上限を超えた場合最初に疑うべきは敗血症であり、下限を大きく超えた場合疑うべきは、比較的徐脈です。

 

 

*比較的徐脈:発熱の割に心拍数が上がらない
感染症の場合
消化管感染:腸チフス・パラチフス・サルモネラ
肺炎:レジオネラ肺炎・マイコプラズマ肺炎
その他:クラミジア・ムンプス・感染性肝炎

非感染性
薬剤熱

 

 

 

 

 

 

高齢者は(220‐年齢)以上の洞性頻脈になりません。
それを超えたときまず考えるべきは不整脈です。
出血している場合は、全血液(約5L)の20%が失われると、体位変換試験が陽性(心拍数が30以上上昇)になる。

低容量性ショックの場合、収縮期血圧が下がるまでに3つの段階を踏んでいます。
これを下記図にしめします。

 

 

 

 

 

低容量性ショックは5つの段階に分かれています。
血管内容量の15%を喪失しても血圧は正常で、心拍数が軽度上昇するのみです。
血管内容量の20%を喪失すると体位変換性試験が陽性になります。
血管内容量の25%を喪失するとカテコラミンの作用により末梢血管平滑筋の収縮が起こり、収縮期血圧が保たれたまま、血管抵抗上昇、すなわち拡張期血圧の上昇が起こり脈圧が減少します。

 

この時、1回拍出量が低下しており、心拍数を挙げることで代償していることが多くなります。
血管内容量の30%が喪失されはじめ、ショックと言われる状態になります

 

 

 

 

 

 

 

洞性徐脈の考え方(心拍<60回/分)

①副交感神経優位となる病態(迷走神経反射など)
②心筋伝達が障害される病態
③薬剤性(β遮断薬、ジキタリス、ベラパミルなどのCa拮抗薬)

 

典型的には、心拍数<60回/分となるが
心筋伝達が障害される病態の場合は、カテコラミンの影響もあり心拍数60‐70回/分のことも多くなります。

 

 

 

副交感神経優位になる病態

迷走神経反射・コリン作動性薬・脊髄損傷・脳幹障害が主な原因になりまs。
このうち迷走神経反射・コリン作動性薬・脊髄損傷は血圧低下も伴い、病歴や身体所見で診断がつきますが
バイタルサインだけでは特徴的な所見がありません。
しかし、脳幹霜害によるバイタルサインの変化では
血圧上昇+徐脈+不規則呼吸の脳ヘルニアによるクッシング徴候を疑います。

 

 

心筋伝達が障害される病態

心筋伝達といえば、心筋梗塞が有名です。
他には洞結節障害・ショック状態・低体温による心筋血流低下があります。
下壁梗塞の場合65%で徐脈+血圧低下を呈し
右室梗塞は25%‐40%合併していると言われています。
右室梗塞を見つけた場合、胸部大動脈留が約7%合併している可能性があります。

これらの場合に徐脈が疑われます。

 

 

洞性徐脈のポイント

①伸筋の刺激伝導系障害による病態
②副交感神経優位になる病態
③心臓に作用するホルモン不足になる病態

徐脈を引き起こすのは、心臓の洞結節より上位の神経伝達障害です。
その原因が心筋の伝達障害副交感神経が優位になる状態です。

 

 

 

 

 


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現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。埼玉県の専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

私はおじいちゃんが野球をやっていたことを「きっかけ」に8歳から18歳までの10年間、野球に没頭してきました。

そんなおじいちゃんが17歳の時、脳梗塞で入院したことを「きっかけ」に理学療法士の存在をしり、目指すことにしました。

おじいちゃんと同じように、生活に困っている方にリハビリを提要している理学療法士の皆さん、また目指している学生さんに、そして、作業療法士、言語聴覚士のみなさんに

「きっかけ」をあたえられればと思いblogを開設いたしました。

未熟者ですが、皆さんを意見交換が出来れば幸いです。

よろしくお願いいたします。

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