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ICU 廃用症候群 知識

ICU(集中治療)における廃用症候群!リハビリ・運動のはどの程度がいいんだろ?

更新日:

こんにちは。yo-chanです。

私が働いている病院でリハビリの「ICU専従」が開始されることになります。

 

ICUや超急性期リハビリおいて、リハビリを行っているのに「廃用」をきたしているような気がします。

それは状態不良で積極的にリハビリ介入ができないため
身体機能・ADLがの右肩下がりをできるだけ少なくする介入が主となります。

 

 

 

 

 

 

では一体、どう言った患者の廃用が速く、また遅いのか勉強してみました。

 

 

 

不動で起こる問題点

廃用症候群

一次障害:疾病や外傷は身体に直接的に影響を及ぼし、機能障害をひき起こすこと。
二次障害:一次障害の経過中に、発症時には存在しなかった障害が一次障害に加わって発現すること。

二次障害は一次障害をひき起こす原因となった疾病や外傷とは直接的には関係のない場合が多く

 

次障害によって身体的活動が長期間低下した場合や治療のために活動制限を強いられた場合に生じ、廃用症候群ともよばれている。

廃用症候群は、筋骨格系のみならず、呼吸循環器系,神経系など全身的に影響をもたらす症候群であり、患者の機能·能力回復にも影響をもたらす。
今回は、活動の低下(不動状態)によって生じる廃用症候群を中心に説明します。

【高齢者にみられる疾患と廃用症候群】はこちら!

 

 

集中治療(ICU)における不動

不動状態は、一般的に身体活動が低下した状態であり、全身的に動かない状態や体の一部分を動かせない状態を意味します。
すなわち、疾病や外傷の検査·治療のため、長期間の臥床状態やギプス、シーネなどによる局所固定、また老化や一次障害によって日常活動での身体的活動が低下し、身体を動かさない時間が多くなる場合をいいます。

 

才藤は、「機能と構造はその活動レベルに依存して変化する」という活動機能構造連関をとり上げ
日常生活レベル以下の活動では機能·能力の低下をひき起こし、廃用症候群につながると述べています。

 

 

すなわち、機能·能力を向上させるためには
最低でも日常生活レベルを超えた活動が必要であり
活動が低下する不動状態の場合は、機能·能力が低下し、その低下がさらなる低下をひき起こす,負のスパイラルが生じる高齢者や慢性疾患に罹患した患の廃用症候群の場合は
日常生活のなかで不活発な生活が徐々に続き、時間的に緩徐に廃用症候群に至っていく場合が多い。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、急性期疾患·外傷·周術期において重篤な病態を扱うICUにおいては

・鎮静安静や人工呼吸管理

・点滴ルートの確保

・術後の局所的安静

・安全確保

などによって,不動状態をより強く行う場合も多く,廃用症候群に至るまでの時間は前者に比べ急速です。

 

 

 

ICU-aqured weakness (ICU-AW)

 

 

 

 

原因

これはICU入院中に生じる急速な筋力低下を主体とした疾患で
原因として、

ベッド上安静
多臓器不全
ステロイド使用
神経筋阻害薬使用
鎮静

などがあげられており,廃用症候群と類似する点も多い。

 

症状

このツイートのようにICU-AWの症状は大きくこの2つ

 

・末梢神経障害や神経筋接合部、骨格筋繊維の障害
・重症疾患後の廃用性筋萎縮だけでは説明がつかない筋力低下

 

特に高齢であれば、筋力が発揮できない要因として「神経要因」が大きくかかわっていると言われています。

 

 

 

やはり、ICUなど超急性期における治療が行われている患者に廃用が早期に起こることが分かります。

最低でも日常生活レベルを超えた活動が必要です。

 

そして、全身状態の管理・リスク管理が重要ですね。
リスクのぎりぎりのラインで攻めることが「廃用予防」の近道になると思います。

 

ICU関連

【ICU(集中治療室)におけるリハビリテーション ~ICU-AWと鎮静~】はこちら!

【ICU(集中治療)における呼吸リハビリテーション】はこちら!

【ICU(集中治療)のおける作業療法士の役割とは?】はこちら!

【ICUにおける急性腎不全(AKI)の概要】はこちら!

 

 

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現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

腎臓病患者は・・・・

●身体機能・ADL低下
「早期老化モデル」ともいわれ、腎臓病がある患者の身体機能は健常者に比べ”半分”になります。それに伴い、活動量が減り、ADLの低下が起こります。腎臓病だけで日常の生活が普通に遅れなくなり、QOL(生活の質)が減少してしまう恐ろしい病気です。

●若手セラピストの増加
年間PT.OT.ST合わせて約2万人のセラピストが誕生しています。腎臓病がセラピストを必要としている中、腎臓病に関する知識をつける場が少ないのが現状です。そんな若手セラピストのためのコンテンツ配信を目的にしています。

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