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知識 高齢者

高齢者の転倒要因は?~何を改善させればいいんだろ?~

更新日:

こんにちは。yo-chanです。

 

高齢者に対して、何件か投稿しました。
最近、私の働いている病院で病棟での転倒による外傷の件数が増加しています。

リハビリ時以外とはいえ、個人的にこれは理学療法士として、あってはならないと思います。

そのため、高齢者が転倒しやすい原因を調べてみましたので、参考になればと思います。

 

 

転倒すると??

高齢者が要介護になる原因第3位に「転倒」がランクインしています。
したがって、病院での転倒はリハビリをしているのに、要介護者を作りにいってるようなものということを理解しなくてはなりません。

 

 

 

ですが、これを予防することで要介護者を減少させることができると思います。

 

 

また、65歳以上の高齢者3人に1人
80歳以上の高齢者のほぼ半数が
1年間に少なくとも1回は転倒していると言われます。

 

加齢とともに転倒回数は増加し、75歳以上の後期高齢者になると、その8%~17%に1年間に数回は転倒すると言われます。

1度転倒すると「転倒恐怖症」になってしまい
外出や移動を控えるようになる高齢者もいます。

 

 

転倒による大きな外傷にならなくても、外出が移動を控えてしまうことで
身体機能やADL低下が起こり「廃用症候群」の可能性が著しく高くなります。

 

転倒には、年齢、筋力、身体組成、移動能力、バランス能力などの影響が関与しているとたくさんの研究があります。

 

 

特に
男女差では「女性」に転倒リスクが大きいことが分かりました。

「高齢女性」は閉経後の骨粗鬆症を基盤とする
骨の脆弱性や骨折
男性と比較した場合の体組成の違い
女性本来の筋力の弱さ

が原因にあります。
*体組成:体が何でできているか?

 

 

 

 

↑これは非頻回転倒高齢女性の機能を重回帰分析で表した図です。
ご覧の通り有意差が見られません。

 

 

 

 

 

↑頻回転倒高齢女性の機能を重回帰分析で表した図です。

これでは、転倒をくりかえる女性に足関節底屈筋力が優位に低下していると言われています。

 

さらに、脊柱圧迫骨折を原因としてアライメントの偏移、姿勢の異常が生じやすく、脊柱可動性の減少による前傾姿勢をとりやすい。この場合、立位バランスを維持しようとすると骨盤の傾きが変化し、膝関節は軽度屈曲位となります。
体幹が前傾し膝関節が屈曲してくるとバランス機能と歩行機能が低下してくると言われています。

 

足関節底屈筋はご存じの通り、膝関節を屈曲位で安定させ、立位時や歩行時の姿勢の安定に寄与しています。
この点から、足関節底屈筋が立位において、バランス機能に影響している因子だとわかります。

 

 

これらをまとめると

●加齢とともに転倒回数は増加し、75歳以上の後期高齢者になると、その8%~17%に1年間に数回は転倒する。
●転倒には、年齢、筋力、身体組成、移動能力、バランス能力などの影響が関与
●女性の転倒では足関節底屈筋の低下は見られる

まとめから
理学療法で転倒要因を減少させるために、改善がみこまれる部位としては
「足関節底屈筋」ではないだろうか?

 

足関節底屈筋の機能低下している群において、転倒率が高いため
向上・筋力増強で転倒予防になることが分かった。

これらから今後、転倒リスクが高い高齢者に対しては
足関節底屈筋の評価とトレーニングを積極的に行う必要がある。

 


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現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。埼玉県の専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

私はおじいちゃんが野球をやっていたことを「きっかけ」に8歳から18歳までの10年間、野球に没頭してきました。

そんなおじいちゃんが17歳の時、脳梗塞で入院したことを「きっかけ」に理学療法士の存在をしり、目指すことにしました。

おじいちゃんと同じように、生活に困っている方にリハビリを提要している理学療法士の皆さん、また目指している学生さんに、そして、作業療法士、言語聴覚士のみなさんに

「きっかけ」をあたえられればと思いblogを開設いたしました。

未熟者ですが、皆さんを意見交換が出来れば幸いです。

よろしくお願いいたします。

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