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高齢者

フレイルにおける高齢者の転倒リスクとその原因

更新日:

こんにちは。yo-chanです。

高齢者の転倒リスクって年を取るにつれてどんどん増加していく傾向にあります。
とくに入院したわけでもないのに、転倒リスクが高まっていく理由について、今回は「社会的フレイル」という観点から紹介したいと思います。

また、「地域包括システム」の推進が加速しています。
これを知ることで理学療法士が在宅高齢者に対してできることが少し見えてくるような気がします。

 

また、CKDとフレイルは相関関係にあり

 

高齢者というだけでフレイスのリスクも上昇してしまう傾向にあります。

 

これらツイートのように、内部障害領域においては「フレイル」に関する関心が高まっていて、ある程度知識をつけておいた方がいいでしょう。【地域高齢者のフレイルの概要について】はこちら!

 

☆フレイル

フレイル:高齢期に生理的予備能が低下することでストレスに対する脆弱性が充進。

生活機能障害
要介護状態
死亡

などの転帰に陥りやすい状態で,筋力の低下により動作の俊敏性が失われて転倒しやすくなるような身体的問題のみならず

認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題独居や経済的困窮などの社会的問題を含む概念です。

 

とその社会的な側面が重視されています。

この概念は,WHO(1946)が提唱する

「健康とは単に病気でない,虚弱でないというのみならず,身体的,精神的そして社会的に完全に良好な状態を指す」

という健康の定義にも整合しています。

 

「身体的フレイル」や「精神・心理的フレイル」に対して,ここではフレイルの社会的側面を「社会的フレイル」と称します。
現時点では,「社会的フレイル」について統一された定義は提示されていません。

 

「孤立」「閉じこもり傾向」の2指標の単独・重積した状況が身体・心理的フレイルと独立して転倒発生に及ぼす影響について調べた研究があります。

 

参加希望者743名を対象に

医学(既往歴,血圧等)
身体機能(歩行速度,握力等)
認知機i能(MoCA-J)
生活機能
転倒リスク
生活習慣等

について初回調査を実施しました。

2年後に同一項目について再調査を行った。

 


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調査の結果は,
移動能力自立者(遠出や近隣外出が可能)739名に限ると

女性に比べて男性はC,D群に多かった(男性30.4%vs女性15.4%)。

 

更に, 初回調査において,過去1年間の転倒既往のない者618名に限定し交絡要因(年齢,過去1年間の入院脳卒中,心疾患,糖尿
病骨粗髭症の既往,MoCA-J, Friedの身体的フレイル指標鳥羽らの短縮版転倒リスク指標)を統制した結果


2年後評価における「過去1年間の転倒の発生あり」について,A群を基準とした有意なOdds比(95%信頼区間)は,男性はC群3.69(1.04-13.08),女性はD群5.24(1.04-26.33)であった。

 

?要約すると↓

身体的フレイルと独立して
男性では毎日外出していても社会的に孤立していることが転倒のリスクになり,
女性はそれに,閉じこもり傾向が加わるとリスクになると結論付けられた。

 

外出頻度がやや少なくなることよりも,孤立による不安,ストレス,不便が転倒のリスクを高める可能性があります。
(図3,4)。


「外出」「交流」低下を予防したり,促進することについては,なんらかの介入が可能である。Gobbenらの“integral conceptual model of frailt(図5)は,
身体的,心理的,社会的フレイルが相互に影響しあいながら負の健康アウトカムに至ることを示している。
これは,今後,フレイルへの介入策を講じる上で,どのような社会的アプローチが効果的・効率的かを検討する際に重要な枠組みと言える。

 

筆者は,高齢者の社会的フレイルを予防する策として,生活機瀧が極めて高い,いわゆる「元気高齢者」の状態からの健康度に応じたシームレスな社会参加の維持を提唱している。すなわち高齢者の社会参加・社会貢献をproductivityの理論に基づき

(1)就労
(2)ボランティア活動
(3)自己啓発(趣味・学習・保健)活動
(4)友人・隣i人等とのインフォーマルな交流
(5)要介護期のデイ(通所)サービス利用

の5つのステージに分類しています(図6)。

これらのすべてのステージにおいて,社会参加していることがその後の健康維持や生活機能低下の予知因子となることが示されています

 

 

その共通の機序としては,

社会参加することにより,社会的な役割機能(social role function)や知的能動性(intellectualactivity)が維持・向上することにより手段的日常生活動作能力(IADL)が維持されることが想定される。

 

 

ではどうしたらいいか!って話ですよね!

【高齢者の転倒要因は?~何を改善させればいいんだろ?~】はこちら!

↑足関節底屈筋の低下から考える転倒について中心に書いてありますので参照してください。

 

また、人間が転倒を予防するためには、

①ankle strategy

②hip strategy

③stepping stepping

の3要素が必要になります。

これらを評価して予防するのも一つに手ですね。

 

 

高齢者はやはり在宅で生活しているだけで転倒リスクがあることが分かります。
予防策としては、やはり「活動」することが求められているというわけですね。

高齢者だっていつまでも元気でいたい。そう願っています。

在宅高齢者に対する、理学療法士としての介入が急務ですね。

 



*下記リンクから他の理学療法士・作業療法士さんが書いたblogを見ることができます。
チェックしてみてください!!


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現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

腎臓病患者は・・・・

●身体機能・ADL低下
「早期老化モデル」ともいわれ、腎臓病がある患者の身体機能は健常者に比べ”半分”になります。それに伴い、活動量が減り、ADLの低下が起こります。腎臓病だけで日常の生活が普通に遅れなくなり、QOL(生活の質)が減少してしまう恐ろしい病気です。

●若手セラピストの増加
年間PT.OT.ST合わせて約2万人のセラピストが誕生しています。腎臓病がセラピストを必要としている中、腎臓病に関する知識をつける場が少ないのが現状です。そんな若手セラピストのためのコンテンツ配信を目的にしています。

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