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RAA系

RAA系(レニン・アンデオテンシン・アルドステロン系)とはなにか?

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こんにちは。yo-chanです。

本日はRAA系(レニン・アンデオテンシン・アルドステロン系)について学びます

 

学生時代、国家試験勉強の際に捨てた項目の一つです。(笑)

なんでかって難しいからです。。。。

 

病気が見える Vol.8腎臓・泌尿器を参考に図を用いながら学びます。

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レニン・アンデオテンシン・アルドステロン系とは

レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAA系)は詳しくいうと、血圧や血漿浸透圧の調節にかかわる生理活性物質の反応系のことである。

レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系は腎臓を起点とする調節機構である。

アンジオテンシン(angiotensin)の「angio」は「血管」を意味する。アンジオテンシンは、「angiotensin」の読み方の違いからアンオテンシンとも呼ばれる。そのため、レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系ともいう。

血圧を上げる方向に作用するレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系は、血圧低下や腎臓の循環血液量の低下によって活性化される。つまり血圧が下がってきたらレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系は活性化し、血圧を上げる。

レニン

 

 

腎臓の傍糸球体装置で血圧低下(腎血流量↓、血中Na+↓、原尿中Cl↓)を感知!

 

 

すると、傍糸球体細胞からレニン(タンパク質分解酵素)が血液中に分泌。

  • 腎傍糸球体で血圧↓を感知
    → 傍糸球体細胞からレニン分泌

アンデオテンシンⅡ

アンジオテンシンⅠは、肺の毛細血管内皮細胞に存在するアンジオテンシン変換酵素(ACE)によってアンジオテンシンⅡに変換される。

 

アンデオテンシンⅡの作用は

①全身血管の収縮

 

②バゾプレシンの分泌を促進し体内水分量を増加

バゾプレシンの作用は「抗利尿ホルモン」と言います。

名の通り、利尿を抑えるため、体液の水分が増加します

 

③アルドステロンの分泌

④近位尿細管の再吸収

⑤輸出細動脈の収縮

③④によって体内のNa・水分量を増加させます

 

 

⑤によってeGFRを正常に保つことができます。

これ分かりづらいと思いますが、輸出細動脈の収縮効果として、糸球体へ老廃物を流すことができるため濾過が促進するというメカニズムです。

アルドステロン

 

アンジオテンシンⅡは副腎皮質球状層のアンジオテンシンⅡ 受容体(主にAT1受容体)に作用し、アルドステロンの分泌を促進する。

アルドステロンは尿細管に作用し、Na+・H2Oの再吸収を促進する。また、アルドステロンはカリウムの再吸収を抑制する。

具体的には、アルドステロンは尿細管終末部(特に集合管)のアルドステロン受容体に作用し、Na+チャネルの発現を促す。それによりNa+の再吸収を促進させる。

それにより体の体液量が増えて血圧が上がる。

 

 

 

RAA系のはたらき

レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系のはたらきは大まかにいうと「血圧を上げる」ことだが、具体的にまとめると以下のようになる。

  • 血圧↑
  • Na+再吸収↑
  • H2O再吸収↑

RAA系は高血圧の原因の一つ

レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系が活性化されると、さまざまな昇圧物質が分泌され、血圧が上がる。

そのため、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系は高血圧の原因の一つとされる。

心不全はRAA系を活性化させる

心不全になると心臓の機能が低下し、全身に血液を十分送り出せなくなる。

そうなると腎臓をめぐる血液量も低下し、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系が活性化され、血圧を上げる方向にはたらく。

これにより、さらに心臓に負担をかけて悪化させる。

このように、心不全ではレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系によって悪循環に陥ってしまう。

 

 

 

リハビリの注意点

これらのことから、腎不全患者はRAA系の亢進が見られることから、血圧が高値になっていることがありますので、介入時には注意が必要です。

 

また、循環血液量の増加により、浮腫が見られることも多々あります。

体重の増減や尿量のチェックは欠かさないようにしましょう。

 

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現役、理学療法士5年目のyo-chanです!!

東京都東村山市出身。専門学校で理学療法士の「いろは」をまなび、現在は埼玉県の総合病院で内部障害を専門に勤務しています。

腎臓病患者は・・・・

●身体機能・ADL低下
「早期老化モデル」ともいわれ、腎臓病がある患者の身体機能は健常者に比べ”半分”になります。それに伴い、活動量が減り、ADLの低下が起こります。腎臓病だけで日常の生活が普通に遅れなくなり、QOL(生活の質)が減少してしまう恐ろしい病気です。

●若手セラピストの増加
年間PT.OT.ST合わせて約2万人のセラピストが誕生しています。腎臓病がセラピストを必要としている中、腎臓病に関する知識をつける場が少ないのが現状です。そんな若手セラピストのためのコンテンツ配信を目的にしています。

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